太陽が育んだ、南仏の香りいっぱいのワインです。PROVENCE & CORSE

フランスで最も古いワイン産地で、マルセイユ近辺からニースに至る一帯に広がっています。太陽が降り注ぐなか、ぶどう畑は丘や平野、渓谷、湖、海岸、入り江に沿ってなど、さまざまな景観を見せています。石灰岩、砂岸、片岩土壌では、風化した岩がワインに繊細さと個性を与えてくれます。辛口のロゼワインが有名です。また個性的な赤や白ワインも数多く造られています。いずれも太陽をふんだんに浴びたこの地ならではのタイム、ラベンダー、ローリエの香りにあふれ、ブイヤベースなどの地中海料理に欠かせないワインです。AOCではCôtes de Provence(コート・ド・プロヴァンス)が生産量の80%を占め、Palette(パレット)、Cassis(カシス)、Bellet(ベレ)、Bandol(バンドール)などがあります。

主なぶどう品種
赤ワイングルナッシュ、シラー、サンソー、カリニャン、ムールヴェードル、スキアカレロ、ニエルキオ
白ワインロール(コルシカではヴェルマンチノまたはマルヴォワジー)、ユニ・ブラン、クレレット、セミヨン

歴史と伝統あるワイン産地、コルシカ島

この島は、紀元前からギリシャ人によって、ぶどう栽培が行われており、長い歴史と伝統があります。陽光に溢れ、標高が高く、加えて海流の影響により涼しく、ぶどう栽培に適していて、さまざまな品種から多様なワインを産しています。赤、ロゼ、辛口の白ワイン、またミュスカから天然甘口ワインも造られています。

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