ガメイ種から、陽気でバラエティに富んだ赤ワインが生まれます。BEAUJOLAIS

主なぶどう品種
赤ワインガメイ

ブルゴーニュの南からリヨンまで、東南東を向いた丘陵にぶどう畑が連なっています。気候は穏やかであまり寒くなることはありません。ここでは白、ロゼワインも造られていますが、大半がガメイ種から造られる赤ワインです。ガメイ種は果皮、種の比率が少なく果汁が多いので、タンニンの少ないフルーティーなワインを生みます。毎年11月第3木曜日に解禁となるボージョレー・ヌーヴォー(新酒)が有名ですが、四季を通じて楽しめます。

南部はAOC Beaujolais(ボージョレー)地域で、土壌は粘土石灰質でワインはより軽やかなタイプになります。北部はAOC Beaujolais Villages(ボージョレー・ヴィラージュ)、AOC Cru du Beaujolais(クリュ・デュ・ボージョレー)地域で、土壌は花崗岩質でワインは濃縮度が高く、なかには熟成向きのものもあります。セミ・マセラシオン・カルボニックという醸造法で造られ、密閉したタンク内で破砕せず果房を丸ごと醗酵させることで、果実やキャンディーの香りが生まれ、なめらかで喉越しのよいワインとなります。伝統的な醸造法と併用されます。

個性的な味わいが楽しめる10の
クリュ・デュ・ボージョレー

村名つきボージョレーで、比較的コクがあり、力強い赤ワインです。早飲みタイプから、熟成タイプまでバラエティに富んでいます。

  • Brouilly(ブルイイ)
  • Chiroubles(シルーブル)
  • Régnié(レニエ)
  • Saint-Amour(サン・タムール)
  • Côte de Brouilly(コート・ド・ブルイイ)
  • Fleurie(フルーリー)
  • Juliénas(ジュリエナス)
  • Chenas(シェナス)
  • Morgon(モルゴン)
  • Moulin-à-Vent(ムーラン・ナ・ヴァン)
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