シャンパーニュ地方のワインだけが「シャンパーニュ」と名乗れます。CHAMPAGNE

この地方はぶどう栽培の北限に近く、厳しい気候条件です。ぶどう畑は硬い白亜質の地層上にあり、これがシャンパーニュに独特の芳香と性格を与えています。またこの硬い地質が、熟成に理想的な天然の地下酒倉を掘ることを可能にしているのです。シャンパーニュは、この地方のぶどうをこの地方で醸造して造ったワインのみに与えられる呼称です。モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランの3地域が中心で、ぶどう品種は3種類のみが使用されます。

シャンパーニュの主な種類

  • ノン・ヴィンテージ(収穫年号のないもの、複数年のぶどうから造られる)
  • ヴィンテージ (収穫年号つき、同一収穫年のぶどう から造られる)
  • ロゼ(赤ワインを加えるか、ロゼワインから造る)
  • ブラン・ド・ブラン(シャルドネのみで造る)
  • キュヴェ・プレスティージュ(極上のワインだけから造られる)

*これに加えてリキュール添加の糖分量によりブリュット(辛口)からドゥー(甘口)までのタイプがある

主なぶどう品種
黒ぶどうピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
白ぶどうシャルドネ

「シャンパーニュ」は伝統的製法と
厳しい品質管理によって造られます。

白ワイン醸造

調合(異なった年、畑からのワインを組み合せる)

リキュール・ド・ティラージュ(ワインに酵母と蔗糖を加えたもの)を加え瓶内二次発酵

熟成(地下酒倉で15ヶ月以上)

動瓶(瓶に沈殿した澱を瓶口へ集める)

口抜き(澱を凍らせてその氷片を抜く)

門出のリキュール(ワインに糖分を加えたもの)添加

打栓

ラベル貼り

ページ・トップへ